はるのあした

涵之如海 養之如春

子どもを産んだら肩の力がぬけた

フルタイムで復職してだいぶ経ちました。子育てが大変なのはデフォで、そこはわりとネットにいっぱい転がってて、似たようなことをぐだぐだ書いてもいいんですが、今回は子どもを産んで何が良かったか、ということを書いてみようかと思います。


子どもがいると「良い娘」であることを辞められる

いやーよかったほんとに。これやってるのしんどかった。


社会にでるとわかりますが、(日本企業だと特に)自分が結婚しているか、子どもがいるか、ということでこの人は「女の子」なのか、「女性」か、「妻」か、「母」であるか、+社会人だっていう属性の足し算と掛け算をされて、勝手にその人のプロファイルをされることが多いものです。これ、つかれるのよほんと。男の人もそうだけど。


で、何が疲れるかというと、子どもがいない女性に対して、おじさんたちは、「素直な良い娘」というポジションを女性に暗に要請するところがあるのです。まじめんどい。なにがめんどいかと言うと、それを女性側も無意識のうちに、それを演じたほうが自分の社内での立場がそれでよくなるので、そうなるように演じることがある。これってうまく説明できないけど、結構共依存的なんじゃないかと思っています。


素直な良い娘、っていつまで演じればいいんですかね、20代の若いうちならいいけど、30代にもなれば運動習慣がなければ基礎代謝量は落ちて肉もたるみ、垂れ始める胸、肌もシミやくすみがないわけじゃない、ストレスだってわりと体にひびくこともある。そういう自分の加齢とか、勤続年数とともに、地味に少しずつ自分に蓄積する疲れを目にしながら、私たちはいつまでゆるふわコンサバ服を着て、髪の毛も伸ばして女の子らしく、おじさんウケを考えなきゃいけないんだろう。そんな社内営業をしなくても会社で生きていけるほど、自分が仕事ができることに、たいがいは、自信があるわけではない。


おそらく、これをそのまま続けて40代、50代をむかえると、それなりに痛々しく、妙に若く、しかし年は取っている、若くあろうと全身を鍛え、服装やアクセサリー、化粧で「女性」を武装した奇観が期待されるのではないか。


…そこまで想像したら、疲れました。…そのあと、子どもができました。


妊娠が発覚して産休に入るまでのひどいつわりと激務は本題とそれるのでおいといて、その後産休、育休、復職。


復職してみたら、肩の力がぬけました。どうも、「お母さん」属性が自分についているらしい。相手も、自分のことを、もう、娘っこだと思ってない。自分はもう社内の「娘」ではないので、好きでもないゆるふわコンサバ服を選ばなくてもいいし、髪の毛もショートカットでいい、いつまでも「女性」であることを外側に武装しなくていい。やったね!ZUCCAとか着るよ!自分が産める性を持って哺乳類として産まれてきて、とりあえず子孫1匹産んだから、(ものすごく平たく言うと)もう女としての色気とか放出しなくていいや、って感じになりました。


むしろ、今の自分の属性が「お母さん」になってから、結構言いたいことも言える。伝わる言い方を、色々考える。よくわかんないけど、根拠の無い自信がある。産む前とくらべて、ものすごいオプティミストになりました。


いやだいたいWMって忙しいから、ちょっとおじさんや、自分より若い人がなんか言ってきてもなんかてきとうに流せる、てかそれどころじゃないから子どもとかいるし。子どもの理不尽さに比べれば会社の人は日本語通じるし。ちょっとした人の言動とかでイラっとしたり、無駄に傷つくことが圧倒的に減りました。


子どもができる前は、いくら仕事をしても、やってもやっても、イライラしたり、妙にパワーが有り余ってる感じ*1がしたんですが、子ども産んで育てながら働いてると結構パワー消費するし。てか、復職してからの方が仕事増えてるし!どうして!ふしぎ!ねんこうじょれつまじこわい!なんか、自分のもってるパワーの持って行き所に、無駄がなくなりました。まさに高効率化!省エネ!


ということで、まとめます。
・子どもを産むと、楽観的になります。
・加齢も老化も、もう怖くないです。見苦しくない程度に、ケアできればいいです。
・職場の皆さんは日本語が通じるので、実はいい人たちばかりです。
・「お母さん」属性は男だらけの職場で便利です。
・結構子どもにパワーもってかれます。マジで。

こんなとこでしょうか。それではみなさまには、悩むぐらいなら産んでしまえ、産めば子どもが鍛えてくれる、と最後にお伝えしてこのエントリの〆とさせていただきます。

*1:クンダリニが偏ったり、変な出方をしてる感じ

育休の長さは1年位でいいんじゃない

最近TLとか、ネットで育休の長さについて議論してるのを見かけます。たいがい、産休+育休で1年か1年弱がちょうど良いって意見が多いかなと思います。


私の場合は4月末に子どもを産んだので、そうすると

  1. 3月頭から4月末まで、子どもを産むまでが産前休業
  2. 子ども産んだだあと2ヶ月間(産後8週間)が産後休業
  3. 6月下旬~次の年の4月の保育園入園までが育児休業

でした。保活も育休もおわって、バタバタしてる今からふりかえると、1年ぐらいでいいんでないの、というのが個人的な感想です。以下、その根拠を、子ども周辺の理由に絞って書いてみます。仕事については、1年以上休んじゃうと人事異動とかブランクでかすぎでしょ、てか休んでる間に後輩にスキル抜かれるわ、ってことでそれ以上あんまり突っ込んで言及することでも無い気がします。



産後の肥立ち
いわゆる産褥期。子どもを産んだあととゆーのは結構体力を消耗していて、人にもよりますが私の場合は生後1ヶ月ぐらいは今までの人生で一番体調が悪かったです。具体的にどう体調が悪いかっていうと、

  1. めまい、貧血
  2. 3時間おきの授乳ですごく眠い
  3. 生後3週間ぐらいまで出血がある(子宮復古がスムーズでもそのぐらいの期間は血が出てる)
  4. 会陰を切ったあと2週間ぐらい痛かった
  5. 文字を読むと目がすごい疲れる
  6. 冷たい水に触れると指に電撃がはしったようなしびれが走る。>これはなんだろう、今でも不思議。体験談多し。

あたりかと。法律で産後8週間は働かすな、と決まってるだけあってすごいわーなにこれ聞いてないよーってぐらいぐったりしてました。昔は3週間で床上げとか言いますね、あれです。その後生後1ヶ月をすぎても、ときどきめまいがあったり、体調に波はありましたが、これは妊娠前ともう変わらないな、と自信を持って言えるようになったのは生後半年ぐらい経ったころでした。ちょうどその頃断乳したし。自分の体の復調のペースからすると、生後半年までは休みたい。なので、産休だけではちょっと不安で、育休はやっぱり必要かなと。


0才児対象の予防接種は、最短でも生後半年ぐらいまでかかる
日本のガイドラインでは生後2ヶ月から予防接種を打ち始めるので、産後休暇のみで復職しようとすると、ほとんどまともに予防接種を打ってない子を誰かに預けることになります。>たしか最短で終わらせても、生後半年ぐらいまでかかるはず。自分の子どもの場合、0才児分の予防接種が終わったのは、なんだかんだスケジュールがずれこんで9ヶ月ごろでした。子ども相手のことは、そんなに親の思い通りにはすすまないので、そうするとやっぱり、育休くっつけて休んで取り組みたい。


1歳ぐらいまでは夜泣きで親がまとまって寝られない
夜泣きは子どもにもよりますが、ハイハイ、つかまり立ち、歩き始めるまで、つまり発達が劇的に進んでいる時期がいちばんきつかったです。本人も急激に脳や神経ネットワークが発達して、朝できなかったことが、その日の夕方にできるようになったりする分、その感動と興奮状態で夜中にさかんに叫んでいたっぽい。あとは、天気悪くてあまり外出しなくてつまらなかった日とかも叫んでた、泣いてた。体調悪いときは、しょうがない。それに比べると、保育園に預けはじめると疲れちゃって今度はあまり夜中に騒がない(事実私自身は夜泣きがほとんど無かった)ので、これは復職を急ぐ理由にも急がない理由にもなるとも限らないかな、という気もする。


復職は結局保育園の4月入園を待つしかなかったり
事実上都内だと4月入園を狙うのが、一番保育園にはいりやすいので…育休の最後の方は、もう一人で歩いて走れる、夜もあまり起きない、離乳食もほぼ終わってる、昼間いろんなところに連れていって遊ばせないと夜中に騒ぐような子と、復職を4月まで待ってるよーな感じでした。正直、生後10ヶ月ぐらいすぎると、子ども本人の興味がいろいろ広がってきて、親がどんどんアクティビティを考えないと、そのワンパターンなサービスだけではなかなか満足しない感じ。なので、そろそろ集団保育に参加してもらって、いろんな子と関わってほしいな、いろんなアクティビティに参加してほしい、保育園におまかせしたい、という気持ちになってました。


ということで、現状産休だけで戻るのは結構無理ゲーっぽい
よっぽど条件のいい認可外保育園をタイミングよく見つけられれば、育休なしで産後8週間ですぐ預けることは理論上はできますが、予防接種もまだまともに打ってない、首も座ってない子どもをいきなり集団保育の場にいれるのは結構子どもにとってそれなりのストレスで、育休がなかった昔はそーゆーものだったようですが、これやるとしょっちゅう子どもの病気で呼び出されるんではないかなと想像しています。とゆーのは、私自身が、生後8週間すぎてすぐ認可外保育園に預けられ、しょっちゅう熱をだして親を呼び出してるような子どもだったので…。


私の母は産休だけで復職、祖母はいったん仕事を辞めて専業主婦になって、子どもを何人か産んだあと再就職したそうです。母は病児ヘルパーと実家を頼ってましたし、祖母は女中さんを雇って家事、育児を彼女に依頼していたそうです。とかなんと気づけば自分はそういう働きながら子どもを育てる家系の3代目だったりするわけですが、上の世代よりは制度は充実してきていると思うし、よのなかの考え方もどんどん変わってきていると思います>とくに今年の待機児童問題で、世の中のお母さんが声をあげたのはほんとに意義がでかい。ということで、色々ブログなどで書いてみるのが大切かなと思って書いてみました。

保活が終わりましたので報告を。

保育園が無事決まりまして、うちの子どもは認証保育園に通うことになりました。ちなみに、認可保育園は不承諾でした。なので、認可保育園にどうしても入れたい!という方には参考になりません。育休中に保育園を確実におさえて、育休延長なく復職する、ぐらいの感じで。それにしても、書き出して読み直してみるとここまでしてたの、ここまでしなきゃいけないの、って感じはするし、こういうことをしなくても保育園が見つけられる世の中になるといいですね…。


ちなみに自治体は東京23区外です。データ上の待機児童数が少ないので、全国ランキングではあまり上位には来ないが、保育園の入園希望児童数に対する待機児童の割合は結構高い所です。


結局自分が住んでいる自治体のことは、自分の足で生の情報を集めるのが一番効く
保育園は確か認証、認可保育園あわせて4ヶ所を見学、プラス自治体が主催している認可保育園の展示会に参加しました。家庭○○センターとか、子育て広場みたいなところに通って、色々他のママさんの話を聞いてみるのもおすすめです。そして、とにかく市・区役所の保育課受付相談窓口に行って聞いてみる、電話してみる。


認可保育園の選考基準は微妙に自治体によってルールが違うので、自治体のWebや提供されている資料をちゃんと読む
読んでも何だかよくわからんお役所用語ばっかりでよくわからん、という場合は保育課へGo!待機児童の数え方も注意!見かけ上の数字が少ないから自分の自治体は大丈夫、という保証はありません!


ネットに書いてあることは断片的
だけど、2chの認可保育園の承諾、不承諾に関するスレは一通り読んだほうがよい*1。現状、両親フルタイム勤務で応募してくる人が多数なので、みんな申し込み時の点数が満点、そこから承諾、不承諾の差がつく「自分の自治体なら、どのぐらいの収入だったら第○志望の保育園に入れるか」というのがだいたいわかります。これがわかれば、認証をどこか1,2箇所おさえたほうがいいかどうかはわかります。

その他ご参考:

  • ベネッセの子育てサイトから、地域口コミ情報、ユーザが直接書き込む掲示板で保育園&自分のいる自治体で検索して抽出
  • 自分の自治体の新築マンションに関するネット上の掲示板

更に下記。いずれも当事者としては、読んでてMPをゴリゴリ削られる感じがしました。疲れている時に読まないほうがいいかも。

とくにtogetterのほうは、確かに発言一つ一つは正しいんだけど、そこまで正直自分の住んでる場所では欲張ることすらできない…orzという感想を抱きました。


自分の住んでいる自治体の地図を広げて、その上に認可、認証、認可外保育園の位置を書き込んで家族とシミュレーションする
いわゆる見える化(死語)。更に、認可保育園はその申し込み倍率を地図に書き込んでみる。たいがい駅から近くて歴史の古い保育園は倍率が高い。>そういうところは見学に行っただけで一発で雰囲気の良さがわかります…自分にはご縁が無かったですが。地図に書き込んでみることで、実際の地理に基づいてここは家から送り迎えしやすい場所か、急な坂があるとか、自動車の駐車場はあるのだろうか、など、送り迎えの協力をしてくれる人とじっくり相談する。



それにしても、子どもがたまたま4月生まれだったのは幸運だった
入園時点で0才児のほうが、まだ、多少は保育園に入りやすい。早生まれや入園時に1才児クラスに入園する子どもは、先に入園している0才児が進級して、その+α分しか募集がかからないので更に激戦になる。子どもは授かりものですが、ほんとにこれが効くとは思わなかった。基礎体温も測らずなんとなく子どもを授かった無知な自分は、それでも1年も育休とることになっちゃうので、4月生まれってどうよ、8月~9月ぐらいのほうがあまり休まずに復職できていいんじゃないの?ぐらいに思ってました…。



認証保育園は早い者勝ちです!
去年8月に見学、その場でとにかく仮予約、一時保育で預けてみて感触は◎、その後冬になり、認可保育園の申し込みをする前に予約金の支払いをしました。


ネット界隈で有効とされる活動ふたつ。
(1)育休を切り上げて認証保育園、認可外保育園にとにかく子どもを預けて待機児童枠に入って、更なる加点を狙う
そもそも自分の自治体は年次途中で認証、認可外が空いてないんで無理でした。越境という手もありますが、子どもがちょこちょこ風邪をひいたり夜泣きがあったりしたので、自分の体力でこの手は使えないな…と判断しました。


(2)認可保育園の倍率が低い地域に、申し込む前に引っ越す。
うちでも認可保育園の倍率が低い地域に引っ越す、という話があがりましたが、あまりにも駅から遠くて不便で、そうすると平日の主人の送り迎えの協力が絶望的になる、自分に全部送り迎えや平日の家事がのしかかる、ということがわかったのでうちはやりませんでした。



以下、あやふやなので、各自確かめてください的な認証保育園に関すること
しっかりとした裏がとれてないので、保活を通じて「たぶんこれ効いてたかも?」と思ったことを書きます。

認証保育園によっては、入園時の月齢が進んでいる子を好むところもある
0才児というのは、月齢が進めば進むほどどんどん手がかからなくなります!認証保育園は、認可保育園と違って親子を保育園が選ぶことができます!てことは、同じ月謝をいただくならお世話が楽なほうを採りたいのでは?一方、その自治体のその年の待機児童の傾向にあわせて、1才児枠をどーんと取る良心的なところもあります。


親の財力は子どもの服装に出る
認可には親の貧困を、認証には親の財力をアピールしろ、ってどこかで読んだのですがホントかな…。認証保育園に一時保育とか、見学に連れていく時は子どもに可愛くてブランドものの服を着せていく(認可では無意味)。親の自分は育児でへろへろ、ヨレヨレの全身ユニクロ状態でも子どもにはかわいい服を着せておく。


保育園の先生に育児のことを質問する&お礼、よかったことをきちんと言う
これ仕事でも基本だと思うのですが…プロが預かってくださる以上はきちんとお礼を。たとえば一時保育で子どもを預けたおかげで子どもがこうなった、こんな良いことがあった、など一言でも言えればと。



以上、一気にまとめて書いてみました。そんじゃーね!って書くのが流行りみたいですけど、それはちょっと丸投げっぽいので、えーとえーと、ご武運をお祈りしてます!

*1:このエントリを書いてる時点ではhttp://toro.2ch.net/test/read.cgi/baby/1330558700/l50

育休中にやっておくこと(2)

おかげさまで前回の「育休中にやっておくこと」がはてなで三桁のぶくまを集めました。ありがとうございます。Google先生で「育休中」と伺うと、わりと上位に出てくる快挙。あれから少し時間も経ってますので、第二弾、というか差分を。>このエントリは、twitterでのやりとりが一部元になっております。参考にさせていただいたり、アドバイスをくださった皆様、ありがとうございます。


ファミリーサポート(通称ファミサポ)に登録する
ファミサポは、自分自身子どもを産むまで存在すら知らなかったので、ここで少し説明をしておきます。ファミリーサポートというのは、平たく言うと自治体が、子育てのちょっとしたお手伝いを1時間あたり1000円*1ぐらいでしてもいいですよ、というご近所のファミリーサポート会員さんを紹介してくれる登録制のサービスです。登録方法は自治体によるので、自治体が出してる公報で調べるとか、保健センターとか子育て○○なんとか、というところに聞いてみるといいと思います。月1回ぐらいのペースで、登録説明会を行っています。自分が登録時の説明を受けた感触では、下記のことがお願いできるようです。>実際に利用して慣れてくると、会員さんと、登録側の相談次第でもうすこし柔軟に色々お願いできる場合もあるようです。

(1)子どもが元気な時の保育園の送り迎え
(2)お迎えのあと、会員さんのお家、自分の家などで短時間子どもの面倒をみてもらう、預かってもらう
(3)保育園へお迎えに行って、そこから習い事、ピアノとか英語教室などへのハシゴを子どもと同行する
(4)親がちょっとした外出時に児童館や家庭・子育て・○○センターとか子育て広場みたいなところで、子どもと遊んでもらう


病児保育を登録しておく、病児用ベビーシッター業者を探しておく
病児保育も、ファミサポ同様事前登録が必要です。病児保育というのは、病院かクリニックに保育室が併設されていて、医師に病気が診断された子どもを日中預かってもらう保育制度のことです。病児保育はできれば市内・区内にあるものを利用できたほうが、価格も安く済むことが多いです。それでもダメなら高いけどベビーシッター。


実家を頼る場合は段取り、シミュレーションを実家と相談しておく
どのぐらい子どもが風邪をひいたりするのかな、というのは保育園が本格的に始まってみないと私もわからないのですが、子どもが病気になった時、実家が頼れる場合は、どんなふうにバトンタッチするか、送り迎え、などなどを実家とシミュレーション、相談することをおすすめします。自分の場合電車で2時間ぐらいのところに実家があり、いくらなんでも週に何度も頼れるほどの距離でもないな、ということでちょっと色々相談しています。


自分のことも大切に。
ぱっと思いつくところから…
(1)目が悪くなったかな、と思ったら子連れでも眼鏡屋さんへ。
(2)歯医者に行く。子どもの世話で手一杯になると、口内環境は悪化しがち。
(3)骨盤まわりのケアをする。骨盤矯正、産後のマタニティーヨガ教室など。整体も◎。
(4)産後の脱毛に合わせて髪の毛を美容室で整えてもらう。
(5)(卒乳・断乳から数ヶ月後に)産後の体型にあわせた下着を新調する。体型が変わって入らなくなった下着を捨てて、新調するとなんだか生まれ変わってさっぱりした気分になれるので、結構おすすめ。
(6)自己啓発。展示会、有料の勉強会や講習会に行く、学会に行く、論文を読む。復職に向けてこつこつ細長く。
 
自分は、(1),(3)の骨盤矯正,(4),(5),(6)をとりあえずやりました&やってます。あとは自己流ですがおうちでヨガも再開しました。育休中に自分のメンテナンスをして、体調を整えておくのもお仕事かなと。


さいごに。子どもがいつ産まれるかドキドキの産前休業、産まれてからの産後休業~育児休業は、産後すぐの2~3時間おきの授乳、お世話に始まり、ドタバタ生後半年ぐらいまでは子どもだけで手一杯でしたが、保育園探し、見学だけはとにかく早く動いたほうが吉です。自分と子どもの体調が良さそうなら、産後1ヶ月すぎた頃には何かアクションを。電話でサクッとそれぞれ保育園に聞いてみるだけでも違います。保育園の見学に子どもをつれていっても、当たり前ですが向こうはプロなので、きちんと対応してくださることがほとんどでした。>子どもを通して、その先生が、子どもにどんなふうに接しているかというのを見ることもできますね…。ということで、私自身は4月まで残り少ない育休となっておりますが、皆様におかれましては、有意義な、より良い育児休業期間をどうぞお過ごしください。

*1:時給は自治体によって違うので各々ご確認ください

二足歩行がはじまるってすごい衝撃

うちの子どもは9ヶ月で歩くようになりました。なんか早い、すごい、あっという間。今までハイハイかつかまり歩きだったのが、二足歩行ができるようになる、てのは結構本人にとってすごいことのようで、歩きながら笑って雄叫びはあげるわ、夜泣きはするわ、夜の授乳間隔が縮まる(腹もちが悪い?)わ、朝方叫んで起きるわ、すごいことになっております。

離乳食もばりばり食べてるし、フォローアップミルクもごくごく飲んでるし、歩く後ろ姿もなんだか頼もしいし、男の子育てるよさってのはやっぱりその逞しさかなとも思います。

子どもとの暮らし

汗ばむような暑い日もあれば、
凍えるような寒い日もあるし、
心地よい風にふかれてうっとりする日もあるし、


天気が悪くて、なんだかご機嫌ななめになりたい日もあるし、
天気がよくて、おでかけしてご機嫌な日もあるし、


ぱくぱく朝からご飯をしっかり食べたい日もあるし、
なんとなく朝ご飯があまり喉を通らない日もあるし、
出されたご飯があまりおいしくない日もあるし、


とても運動をよくしたので、ぐっすり寝れる日もあるし、
なんだかあまり眠くなくて、うまく寝付けない日もあるし、


知らない人に会ってなんだか緊張する日もあるし、
友達に会ってとても楽しい、興奮する日もあるし、


いろいろだよ、大人も同じようにそういう日がある、と思うようになってから、ずいぶん楽になりました。

ユルく埼玉県出身の自分のアホな脳内地図とか

なんか自分の出身の埼玉について書こうとしたら、埼玉人にだいたい書いてあったけどだらだらユルく書く。


横浜
横浜といえば、新横浜、中華街、みなとみらいが横浜で、金沢区とか磯子区、青葉区あたりはそもそも脳内マップになくて横浜じゃない市のどこかだと思っていた。だから、仕事であのへん車で行くようになって、えー横浜市ってでかいんだね、ってすごい感動した。もっと言うと、子どもの時は横浜と名古屋は県だと思っていた。


静岡から先は曖昧
奈良と京都はわりと混ざっている。境界曖昧。だから、友達が「京都で学会あるんで近くの奈良に宿とりました」って言ってへーそうなんだー、って横でボケて聞いてたらその友達が教授からすげえ怒られていた。たぶん西の人が東京のまわりの県がどんな配置になってるかイメージしずらいのと同じで、静岡、愛知→京都→滋賀が空気で兵庫、広島ぐらいまではわかる。そこから先とか、裏とか、四国、九州はもう島、って感じで、正直中の配置がよくわからない。四国は「水曜どうでしょう」でお遍路さんしてたのとうどん県があるところ、九州は鹿児島があって火山と温泉があるの。


埼玉について
川口と赤羽に横たわる荒川はすごく県境を意識する。川越えると土地が安いんだよねぐらいのイメージ。場所によって県境が曖昧で、たとえば新秋津と所沢のあたりとか、子どものころは東村山市は埼玉だと思っていた。最近は北区のあたりもユルく全体的に埼玉県になっちゃえばいいんじゃないぐらいに思っている。国道16号と17号を頼りにするけど、基本混んでるんであんまり使ってなくて、むしろその脇の道を通ると早くて、目印とか土地勘を働かせるために国道がある。


川越
こないだ初めて行ったけど、芸能人がキャーキャー騒いで感動するほどの観光地でもない、ってのが正直な感想。どこいっても芋だらけなので、ドラえもんの単行本にでてくるスローとクイックをなんとなく思い出す。


秩父とか比企郡、東松山のあたり
東松山もそうだと思うんだけど、自分の出身の市を言うと「ああインターがあるとこだよね」とか「サービスエリアがあるとこだね」って言われるの、あれどう反応したらいいかマジ困る。ほかに言いようがないってことなんだろうけど。比企郡のあたりは野菜と蕎麦がおいしいです。


しまむらとユニクロ
国道沿いにあるものだというイメージだったのが、気づいたらオサレ感をアピールしてきたのがユニクロ、そうしないのがしまむら。ファッションセンターしまむらが東京都内にもあってびっくりした。いま東京都の23区外に住んでるけどわりと快適。しまむらもあるし。


シャトレーゼ十万石まんじゅう
どっちも正直おいしくない。


こじらせても止めない
自然派食品とかオーガニックをこじらせて野菜ソムリエになってみたり(野菜とれるしおいしいし)、自分で持ってる林切り開いたり、庭開放してカフェを開く中高年が結構いる、もっと先にいくと水にありがとうって言いましょうとか言う。ふつうに言う。陶芸、編み物、彫金、刺繍とかをやりこんでいるひとも結構いて、前述のようなカフェにいくと「ギャラリー」がある。ちなみに、NHK教育おしゃれ工房のことを私自身はがらくた工房と言っていた。


農家は土地持ち
なので、農地を転用して、「孫に家を建てるの2軒めですわ」みたいなのが近所に住んでいる。埼玉に住んでる母に言わせると、「吉祥寺は気取っている割に金を持ってない人が多い」。みもふたもねえ。


雪かき
東京に出てきて何それって思ったのは、家の前の道路を雪かきしない家がある。だからいつまでたってもあいすばーん。しかも車道に雪投げこむとか何考えてるの状態。埼玉の自分の地元でそれやったら、村八分てか田舎の発想ですげえ勢いでdisられる、絶対。でも、そういうことを強制されずにゆるく生きていけるってのも東京はそれはそれで快適ってことかも。