はるのあした

涵之如海 養之如春

机上の空論を思い知る

子どもできてから色々学ぶことは多いのですが、(おのれをそだてるから育自です、というほどの話題でもない)やっぱりあの、理屈とか本の上ではそうなってるし正しいけど現実それ全く役にたたんわソレ、みたいな件に多く遭遇するようになった気がします。


大したことじゃないですよ、子どもがお腹の風邪ひいて、1日20回ぐらいウンチついたおむつばっかり取り替えてればそりゃ菌もらっちゃって自分もお腹の調子ぐらいわるくなるわな、消毒しようか、ってそんなことしてる間に子どもがまたギャン泣きですわ、結局消毒の知識とか全然意味ないわ、みたいな経験をするわけですね。


あとは離乳食。「野菜のやさしい味を覚えさせましょう」とか離乳食ガイドに書いてあって、それ真に受けて色々工夫して食べさせても、その時子どもが嫌がって食べないもんは何したって食べません。そしてある日突然、本人の気が変わって食べるようになったりする。


過去、仕事でもそういう経験はあったんで、べつに子育てじゃなきゃ経験できない、というわけでもないし、ありがたくも何ともない系統の経験ですが、とりあえず拾えそうなスキルは、そういう「詰んだ時」に、逃げずに泥臭くてもとにかく手をつっこんでやりぬく力、でしょうか。あるいは、次のアクションをどうしようか考える。いや子どもいると逃げたくても逃げられないし、てか最低限汚れたおむつ捨てようよ速やかに。とりあえず換気も。ああと離乳食とかもう市販品のパウチでいいよマジで。だってほんの一時しか食べないんだし。