はるのあした

涵之如海 養之如春

赤ちゃんにも泣きたい時があります

タイトルはお世話になった産院の助産師さんの言葉。退院間もない頃、子どものギャン泣きが1時間ぐらい延々続いたことがありました。今から思えば、ギャン泣き1時間って結構よくあることなんですが。その頃は自分も初めてのことばかりでわけもわからず、産後で精神的に不安定だったのもあると思いますが、どうにも辛くなり、電話で産院に相談した時に、この言葉を言われました。これを言われた時は目から鱗でした。そう、赤ちゃんってよく泣くんですよ。泣くのが仕事、とかよく育児書では言いますけど、親も人間なので、あんまりにもギャン泣きが酷いと、年がら年中毎日子どもにいい顔できているわけじゃなくて、やっぱりイライラすることはあります。だいたい親が機嫌悪い時にギャン泣きされるとなかなかあやすのも抱っこするのもうまくいかなくて、なかなか泣き止まらない。悪循環。

色々助産師さん、市の保健師さんの話を総合すると、赤ちゃんが泣くのは、お腹が空いた、おむつが濡れた、眠い、とか色々ですけど、赤ちゃんは自分の思い通りに体も動かせない、自分の不快な状態を快適な状態にしたくてもできないので泣く、んだそうです。
それがだんだんおしゃぶりをするようになると、おしゃぶりでごまかすというか、我慢する、しょうがない、と自分の思い通りにならないイライラに自分で対処できるようになってくる、のだそうです*1。そこからだんだん月齢がすすんで、体の神経ネットワークが発達して体が動かせるようになってくると、本人が自分でできることも増えて、イライラが減ってくるはず。そのはず。たぶん。

*1:大人が爪噛むとか貧乏ゆすりするようなもんですね